2012年4月23日月曜日

古米サークル

アストゥルーブのザアップにものすごく久しぶりに古米サークルの方が立っていました。
このユーザボランティアによるサークル活動という仕組みは、ドフス固有のユニークな
仕組みで、ほかのオンラインゲームではほとんど見ることはありません。

試みとしては大変面白いと思うし、うまく回れば効果もあると思いますが、現状それが
うまく回っているとはお世辞にも言えない状態だと思います。

問題はいくつかあると思いますが、

1.新規プレイヤーにサークル活動の存在が認知されていない
新規で始める人にとっては、ほかのオンラインゲームと同じ感覚で始めると思います。
サークル活動などというものは存在すら知らないわけです。そこへライオンの顔をした
キャラクターから突然話しかけられたら、普通の感覚であれば驚いて逃げるでしょう。
広域チャットで「古米サークルです」と言われても何のことかピンとこないと思います。
キャラクタクリエイト時のチュートリアル内で、多少の説明でもあるといいんですけど。

2.古米サークル側にノウハウがない
古米サークルといっても特別なアカウントが与えられただけの普通のプレイヤーです。
ゲームプレイにおける協力関係や助け合いの経験はあっても、初心者をフォローする
専門のトレーニングを積んでいるわけではありません。あえて言うならユーザサポート
の素人同然なわけです。そんな状態なので、初心者のプレイヤーに一般チャットから
唐突に話しかけて逃げられたり、適切な広域チャットでの広報ができていなかったり、
質問に対して上手な受け答えができていなかったりすると思います。

3.古米サークルのアカウントに権限がない
古米サークルアカウントは権限があるように見えて実は制限の厳しいアカウントです。
パーティに入れない、ダイレクトチャットが送れない、戦闘に参加できない、などなど。
こんなことなら低レベルキャラクタを新規に作ってサークルの名前でもつけたほうが
まだましなくらいです。外見だけ特別だと認識できる程度の効果しかありません。

主な問題はこんなところだと思います。以前にも少し書きましたけど、インカルナムに
初心者と既存プレイヤーがレベル差を気にせず交流できる仕組みがほしいです。
またはサークルのキャラクタやサークル活動についてレクチャーしてくれるNPCとか、
クエストみたいなものでもいいと思います。

現状のサークルの問題点は、何をするにも唐突でユーザ側から見て受け入れにくい
ことだと考えています。ああいうものは予備知識がないと気楽には参加しにくいです。
得体の知れないキャラクタが「○○サークルです」とアナウンスしているのを聞いても、
素直に交流を持ちたいと思う人は少ないでしょう。

このへんはもうちょっとAnkama側に何とかしてほしいです。

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